年々、夏の暑さが増しているように感じます。
近年、熱中症アラートが発令されたりコロナのためにマスクでいつも以上に暑かったりと、いつもとはさらに違った印象の夏ですね。
我が家の住友林業の注文住宅の設計で、これは良かった!というものの一つが夏の直射日光を避けられるテラスです。
今回はこのテラスについて紹介します。
リビング南側をテラスにするメリット
テラスの屋根がリビングを日陰にする
我が家の1階の設計は、画像のようにリビングの外にテラス置いています。
これは、妻がどうしてもダイニングや玄関よりも少しくぼませて、屋根のあるテラスを作りたいという希望から設計してもらいました。
妻としては、屋根があったほうが外に出たときに過ごしやすい。なんならここでお茶がしたいという理由でした。
しかし、これが今のめちゃくちゃ暑い夏を乗り切るのに大変役立っています。
この屋根(二階のベランダにあたる部分)があることで、夏にリビングに直接日光が当たりません。
夏の方が日が高いため、屋根部分はちょうどリビングを日陰にしてくれ、テラスのタイルに日光が当たっている状態です。
ただ、この方法は日があたらない分、窓の大きさや他の窓を調整しないと部屋が暗くなってしまう恐れがありますので注意してください。
我が家の場合は窓を大きくしたため、昼間は電気なしで過ごせるほど明るいです。
また、冬は夏よりも日が低いため、日光がリビングに入るので暖かいです。
想像以上に快適な設計だったなと思います。
エアコンの温度が低くても快適
理由としては同様ですが、部屋の温度が上がりにくいのでエアコンの温度も下げすぎずに快適を維持できます。
以前の家では、リビングの窓に屋根がない設計のだったため、夏は直接日光が入り部屋が温まってしまい、エアコンの温度を25度くらいにしないと暑くてたまりませんでした。
現在の我が家では、27度くらいでも十分過ごしやすい温度になります。
近年の夏は、毎日のエアコン使用でただでさえ高い電気代がとんでもなく高かったですが、これにより少し節約できているように思います。
屋根付きのテラスとベランダがオススメ
我が家の場合は、2階にも同様に屋根のあるベランダ(そもそもベランダは屋根があるものを言いますが…)があるため、2階の温度も上がりにくいです。
部屋の広さは少し狭くなりますが、テラスやベランダは広めに取ることでより快適になることがわかりました。
そもそも住友林業の家は、断熱保温に優れているのは感じているのですが、この部分の設計は本当にオススメです。
これから注文住宅を設計する場合は、季節を意識した設計も検討してみてはいかがでしょうか?
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