賃貸でも火災保険加入が必須の物件も多いですね。
注文住宅の購入を決めたなら、火災保険も事前に検討しておくと良いです。
火災保険については後日改めて…。
多くの人が、火災保険に加入しているのに、地震や自然災害などが起こらない限り使うことはないと思いがちです。
しかし保険の内容によっては、家の修繕に使える場合があります。
今回は、我が家が引っ越しの際に、火災保険を使って保険金をもらったことを紹介します。
火災保険で室内の修繕ができる
我が家が住友林業の家を注文してから、旧宅を売りに出しました。
ありがたいことに早い段階で購入者が決まり、引越しまでの間にできるかぎり室内を綺麗にしておきたいなと考えました。
壁紙やフローリング、キッチンボードなどの傷が気になっていました。
せっかくなら、購入してくれた方に気持ちよく住んでもらうために、どうにかできないかな？
とはいえ、これから何かと入り用な時期でしたのでできるだけお金はかけたくない…。
そこで、初めて火災保険を思い出しました。
もしかして、火災保険で修繕できるのでは・・・？
室内の修繕ができる火災保険の内容とは
加入している火災保険の「破損・汚損」が対象かどうかを確認してください。
対象であれば、壁紙やフローリングなど室内の破損にも、火災保険の申請が可能です。
しかしこれは、あくまで故意のものは保険はおりません。
・模様替えで、家具を壁にこすって壁紙が破損した
・トイレのつまりにより床に水が溢れてしまい、床材が浮いてしまった
・家電を落として、フローリングに穴が空いた
このような場合に、対象になります。
…ここだけの話、ものは言いようなのでw
ご自身の保険会社さんへの説明次第です。
火災保険の申請はめんどくさい？
我が家も火災保険を申請するのは初めてでしたので、色々と調べました。
今は、火災保険を代理で申請しますよというリフォーム会社もあるようです。
しかし、実体験から言いますと、確実に自分でやった方が安心ですしお得です。
めんどくさい…。ということもありますが、やってみたらそんなに難しいことはありません。
業者に頼んであれこれやるほうがめんどくさいと思います。
火災保険の申請は自分でできる
火災保険の申請は少しの手間を惜しまなければ、簡単に自分で申請できます！
では我が家が申請した時の流れを紹介します！
火災保険申請の流れ
家の点検
どうせならまとめて申請した方が楽なので、他に修繕が必要そうなところがないか確認してみましょう！
我が家は4箇所ほど一緒に申請しました。
例えば、壁の1つの面に2箇所傷があった場合は、2つとカウントされます。
こんなの大丈夫？という小さな部分も、もしかしたら申請可能かもしれないのでダメ元で申請するのも良いです。
リフォーム会社に見積もり依頼
保険会社への申請には、見積書が必要になります。
事前に見積もり依頼をして、見積書を貰っておきましょう。
この時も、めんどうとは思いますが、1箇所づつ項目を分けて見積もりを出してもらうことをお勧めします。
火災保険の申請には、1箇所ごとに免責がかかります。
保険会社によって金額は異なりますが、我が家の場合は1箇所につき1万円でした。
したがって、見積もりで1箇所で1万円を超えない場合は、自腹の方がお得です。
見積もりを確認してから、どこを申請するか決めるとスムーズです。
保険会社に連絡
保険会社に、申請をしたい旨を連絡します。
オペレーターに聞かれた内容を伝えてください。
事故発生日を聞かれますが、大体の日にちで大丈夫です。
保険申請の期限は事故から3年ですので、3年以内で伝えましょう。
ほとんどの保険会社で、申請は1つにつき1枚の申請書が必要になります。
申請書に記入・写真添付
保険会社から届いた申請書類に必要事項を記入し、写真と見積書を添付して送付します。
写真は、全体がわかる引きのものと、傷の具合がわかるようにアップの写真を添付しました。
後から何か言われるより、1回で済ませたかったのでできるだけ詳細に準備しました。
これで申請は完了です！！
2週間ほどで審査結果の連絡が入ります。
火災保険の保険料の使い道は自由
実はこの支払われた保険料の使い道は報告の必要がありません。
つまり、見積もりを依頼したリフォーム会社ではないところに依頼してもOKですし、複数申請した場合は修繕しない場所があっても問題ありません。
また、保険申請したからといって、その後の保険料が高くなることなどもありません。
我が家のように旧宅が売れたから綺麗にしておこうというのもありですが、例えば家を売り出す前に火災保険を使って修繕をしておけばより高い値段で売れるかもしれません。
せっかく入っている火災保険なのですから上手に利用して、家の綺麗を保ちましょう！
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