災害時、ペットはどうする?停電時に避難すべき場所

ペット災害時 避難 災害対策
災害の多い日本では、近年ペットブームもありペットと同伴の避難所も増えてきました。
しかし、大きな災害であればあるほど、どうしても人間が優先になります。最近では地震が増えて来て、大規模な地震が起きるのでは…と心配されている方も多いのではないでしょうか。

愛するペットと一緒に避難するのは、事前の準備と情報収集が大切です。
今回は、愛犬2頭と一緒に暮らしている我が家が大規模停電の経験から、ペットと一緒に避難する場所について紹介します。

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災害時にペットを連れて避難できる場所を知っておこう

ペット可の避難所の数は多いとは言えないので、自分が被災した時にどこが一番近く行きやすいのかを事前にチェックしておくことがオススメです。
ペット
最近では、各自治体から「ペットの災害対策について」などというタイトルでWebサイト(ホームページ)に記載されているので、確認しておきましょう。

近くにペット可の避難所がない時はどうする?

まだまだ十分とは言えないペットとの避難ですが、例えば自宅の近くにペット可の避難所がなかったら…。

我が家が大規模停電で数日電気がなかった時、真夏くらいの暑さでクーラーの聞かない室内で過ごした愛犬たちは、息は荒くよだれが垂れ流している状態でした。
手持ちの保冷剤を体に当てるなどしてできる限り冷やしていましたが、本当に心配になる状態でした。

そんな時、初めてペット可の避難所を調べました。
が、我が家の近くにはなく、愛犬たちにはなんとか乗り越えてもらうしかありませんでした。

色々と考えた結果、ペット同伴の避難所がない場合は、日中だけでも涼めるとこを探す!!
これに限ります。
特に真夏は日中の暑さをしのぐことが大切です。

では、日中どこで過ごすべきか。

災害時、ペットを連れて行くべき場所とは

それは、ペットが入っても良いお店を探すんです!
もちろん、同じく被災している可能性もありますが、中には被害が少なく手を貸してくれる場合もあります。

我が家の場合は、ホームセンターでした。
同じように考えた方々も数家族いらっしゃって、それぞれクレートに入れて冷房の効いた店内のカフェ(オープンカフェで店外にクレートを置いていました)にいさせてもらっていました。

・ホームセンター
・ペットショップ
・ドッグカフェ、キャットカフェなど
・動物病院
・トリミングサロン

上記のような、普段からペットと同伴できるお店が避難させてくれないか確認してみましょう。
また、最近ではSNSを利用する方法もあります。

一時保護を呼びかける、もしくは一時保護を申し出てくれる方がいるかもしれないので、声をかけてみることもオススメです。

災害時にペットと避難するときの持ち物

・ペットが落ち着くケージ(小さめのクレートがオススメ)
・トイレシート
・いつものご飯(エサ)
・タオル
・排泄物の処理袋

避難所にはペット用の災害グッズは用意されていません。
長引けば、寄付などで送られてくる可能性もありますが、第一は人間ですのでペット用の製品は少ないことを理解しておきましょう。

そのため、トイレシートやペット用のご飯はひと月は余分に置いておくことがオススメです。

また、水も人間用だけでなくペットたちにも余裕を持って与えられる量を用意しておくことが大切です。

原則的に避難所でも同じスペースにはいられない

例えば近くにペット同伴OKの避難所があったとしても、それは必ずしも同じスペースにいられるというわけではありません。

これはそれぞれの避難所の判断により異なり、人と一緒のスペースに居られる場合もあれば、人の居住スペースとは別にペット専用のスペースが設置されていることもあります。

アレルギーを持った方や苦手意識を持っている方もいることを前提として、できる限り周りに影響がないよう配慮しましょう。

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