新築住宅への引っ越し。仮住まいをしない方法

仮住まい イベント
新築住宅を購入、または注文住宅の購入を決めたら引越しまでが待ち遠しいですね!

実はこの引越し、タイミングによって2回必要かもしれません。
現在住んでいる家が、持ち家か賃貸、住宅ローン返済の有無などによって「仮住まい」が必要かどうかが変わってきます。

引越し前に住んでいる家が賃貸であれば、家の完成と同時に引越しが可能です。

引越し前から持ち家に住んでいて、持ち家を販売→新築住宅に住み替えの場合は、そうスムーズにいくものではありません。

持ち家の販売のタイミングが必ずしも、新築住宅の完成と同じというわけではないからです。

ということで、今回は住み替えの場合に仮住まいをしない方法を紹介します。

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仮住まいとは?

家の建替えやリフォームなど、家を開ける必要がある工事期間中に住む家のことです。

通常は、リフォームでは工事を進行具合によって変わりますが、一定期間仮住まいが必要になる場合があります。
建替えや住み替えの場合は、3ヶ月から半年程度はみておく必要があります。

現在、仮住まい専用の物件も賃貸で出ており、敷金礼金など初期費用が安く済むように設定されています。

しかし、住み替えの場合は、短期間で2回引越しする手間や費用、家賃などもに関しても余分な費用がかさむことになります。

住み替え(買い替え)で仮住まいをしない方法

住宅の住み替え(買い替え)の場合、仮住まいをしない方法は2つです。

「旧宅の引き渡し日を、新築の引き渡し日以降にする」
「実家などにしばらく居候させてもらい、荷物はレンタルボックスへ」

旧宅の引き渡し日を、新築の引き渡し日以降にする

多くの場合が、旧宅の売れたお金を頭金にして新しい家を買うことになるでしょう。
そのため、上記のような流れで考えていても、実は旧宅明け渡し日は新築の引き渡しの前になることがほとんどです。

旧宅を売り出すのをギリギリのタイミングまで待つという手もありますが、これは売れなかったときに一時的に出費が大きい、もしくは二重ローンとなるため大変リスキーです。

実家などにしばらく居候させてもらい、荷物はレンタルボックスへ

実家や親戚の家などが、近くにある場合はこの方法も有効です。
職場や幼稚園、学校など、日常に不便がない場合だけできる方法ですので、ご注意ください。

我が家も当初はこの方法で検討していました。

仮住まい探しは大変

我が家も仮住まいを検討し、色々と検索したことがあります。

しかし、希望する立地や予算と合う物件はほとんどありませんし、通常より短期間しか住まない前提があるため入居を断られることなどもあります。

また、我が家の場合は愛犬が2頭いたため、ペット可で仮住まいの物件を探すのは至難の技でした。

仮住まいなしは、かなりリスキー

二重ローンをしない場合は、旧宅の住宅ローンを完済することが新しい家の住宅ローンを組む条件になります。
つまり、旧宅の明け渡しは、新宅の引き渡しが始まる前に終わっている必要があります。

そのため、旧宅の決済と新宅の引き渡し日を同じにすることは、まずできません。

また、住宅ローンの完済証明を出すのには1週間ほどかかるため、買主さんに決済から開け渡しまで1週間ほど待っていただけないか交渉することで、仮住まいの有無が決まります。

実は我が家は仮住まいをせずに、買い替えができた希少な例です。

  • 旧宅の買主さんが決済時期(明け渡し日)を融通してくれた
  • 旧宅を売ったお金は、旧宅の住宅ローンの完済にしか使わなかった
  • つなぎ融資を利用した

運良くこのような点で、なんとか決行することが出来ました。

そして、当時は「余裕でしょ〜大丈夫大丈夫!」と進めていましたが、今考えれば恐怖を感じるほどの強行手段でした。

多分、住友林業の営業さんと銀行の担当さんが尽力してくれたおかげです。
(ヒヤヒヤさせて申し訳ない…)

あとから調べれば調べるほど、夫婦で震えあがりましたw
引越し当日は、夫婦で新旧宅や役所などに移動して大変でしたが、それも良い思い出です。

この強行プランは、何よりも旧宅の買主さんが大変理解のある優しい方々だったのが一番の成功ポイントでした!

仮住まいを用意した方が、安心できる環境を作れる

持ち家の販売が思ったよりスムーズに進んだ場合や、早めに旧宅の売れたお金を手にしたい(ローン完済したい)場合は、仮住まいは必須と言えます。

今は、ビジネスホテルの連泊やマンスリーマンション、シェアハウス、民泊など、仮住まいを安くする方法はたくさんありますので、色々と検討してみてくださいね!

我が家のように無理はせず、安全な方法をとることをお勧めします!

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