例えばリビングは、家族が一番長く過ごす空間ですし、お客様を通すこともある場所ですので力を入れたいものです。
そして階段の位置は、注文住宅の設計で一番のポイントになります。
一概に階段と言っても、玄関からすぐ階段に行ける設計、リビングを通る設計、二階と区切りたいので扉が欲しいなどなど。
リビングに階段を通すなら、階段そのもののデザインも意識したいところです。
今回はそんな階段について紹介します。
設計は納得いくまで考え直す
我が家は設計段階で、設計し直し(0からガラッと変更)を2回しています。
設計士さんには賄賂(お菓子)を渡して、なんとかお願いしました。
- 1回目:車庫に屋根が欲しかったためビルトインガレージで車2台入るように、さらに欲しいものを詰め込んだ設計
- 2回目:欲しいものを少し減らしてビルトインガレージは1台分に変更
- 3回目:ガラッと考え直してビルトインガレージをなくして、シンプルな設計に
設計士さんには迷惑をかけましたが、この変更が成功につながりました!
さて、そんな欲しいものを詰め込もうと必死だった私たち。
土地の形から、どうしても階段がうまく入らなかったのです。
しかも、住友林業で依頼する直前に、前の家で妻が階段から落ちるアクシデントがあり、
「階段が折れる形なの嫌」「折れる形なら、角を3枚にしないでくれ」と言い出しました。
オーダーで入れた男前階段
最終的に採用したのは、この階段!
カツデンアーキテック オブジュア
KATZDEN ARCHITEC | ObjeA
黒のスチールに木目の板がかっこいいです!!
最近、人気のアイアンウッド感じで、男前なイメージの階段です。
男前階段の値段
ズバリ!!
約100万円アップでした。
高い…。けど、これしか気に入ったものがなかったのです。
オーダーの階段は他の種類もたくさんある中で、我が家はこれを採用しました。
リビングの中心に配置していますからね、見た目が重要でした。
設計士さんがオススメしてくれたものの中には、透明のパネルがついた近未来感のあるものもありました。
(これは設計士さんの自宅で採用しているそう)
これもかっこいいんだよな〜…。
設計士さんが採用してるならいいんだろうし、設計士さんに絶大な信頼を置いている我が家は悩むわけですw
階段廻りのいろいろ
階段に柱
我が家はお風呂が2階にあるため強度的に「階段付近に柱が必要」とのことで階段手前に飾り柱的なものを設置しました。
ここにもビッグフレームの太い柱が入っています。
そして、ここだけ壁紙の色を変えて、2階まで伸びているデザインになっています。
ここ!お気に入りポイント!!
設計士さんの提案で2階まで繋がっているようなデザインにしたのですがこれが大正解だったな〜と思います。
2階のセカンドリビングもここがアクセントになってかっこいいです。
階段の柱の余談
そもそも、この柱は愛犬達が階段を上り下りしないように、ゲートをつける目的もありました。
この柱と、その奥の壁につっかえる感じで設置すれば良いのではないかと。
が、しかし。ゲート不要でした。
ちゃんと言えば守る子達なので、未だに階段を行き来したことはありません。
すごいじゃないか。
階段下に設置した換気口
写真右下の白い四角が換気口です。
なぜこんなところに?と思われるでしょう。
そうなんです。
つけなければ良かったんです。
これは私たちの完全なるミス。
実はこの家の1回目の設計段階から、階段下のデッドスペースを利用して愛犬のトイレを置く予定でした。
愛犬のトイレがあるなら換気口を作って置いた方が臭い問題へるよね〜と換気口を設置。
その名残が現在の設計にもそのまま採用しました。
で、竣工直前に妻は「ここって、リビングの入り口から丸見えだよね」と気づきました。
そうなんです!リビングに入ってすぐに見える場所。
そんなところに愛犬のトイレを置くわけにはいかない。
現在は別の場所に置いているので、ここは何もない状態。
虚しく換気口が仕事をしてくれております。
とは言え、愛犬達(小型犬)の高さに換気口があるのは多少なりともメリットなのではとポジティブに考えています。
自由な設計でお気に入りポイントを増やそう
我が家の1回目の設計では、階段は普通のものでした。
配置的に階段が暗くなってしまうのが気になったり使い勝手を考えたりで、現在の設計に変更しましたが、大変満足しています!
ちょっとでも気になるところがあるのなら、ぜひ最後までしっかり考えてください。
お気に入りの家づくりは、妥協は禁物です!
コメント